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2008.07.01

ゾーンとラインの間隙

欧州選手権決勝
 
スペイン 1 - 0 ドイツ
 
自陣右サイドで組み立てに参加していたシャビが、反対の左側のサイドへボールが動いているあいだにドイツの中盤と最終ラインの狭間へ忍び込み、そこの位置でセナからの縦パスを引き出す。
ボールを受けたシャビは即座に前方向へターン。
 
シャビの前方には横一列に並んだディフェンダー3人(ラーム、メッツェルダー、メルテザッカー)とそれまでいたオフサイドポジションからディフェンスと同じライン、ラームとメッツェルダーのあいだポジションを戻したF.トーレス。
 
シャビはトーレスのいるコースへ強めのグラウンダーのパスを出し、そのままディフェンスラインの裏へ流れていったボールをラームとトーレスが追いかける。。。
 
この二人が並走するシーンをスローで見ると、二人とも同じタイミングで踏み出した後、ラームの身体が宙に跳ね上がっている間に、トーレスの方が早く次の一歩を━腿を素早く前方に押し出し、身体より前方に踵を━着地させているのがわかります。膝と足首を使って身体を前方へ蹴り出すより、腿裏の筋肉をつかって身体を前方へ引き寄せる方が効果的な走り方だと納得できる映像のひとつですね。
まぁ日本人にとっても同様なのかはわかりませんが…今度試してみよう。
 
飛び出してきたGKレーマンと、そのレーマンに任せたつもりでスローダウンしたラームより先にボールに触れたトーレスが決勝点を挙げるこのシーン以外にもスペインの素晴らしいところは沢山あったワケですが、とりあえず他の人が触れてなさそうな部分を書き残してみました。

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